多汗症というのは自分の意志と反して大量に汗をかいてしまう現象のことを言い、そのことで人目を気にしたり、臭いが気になったりするものです。多汗症の改善にお風呂がいいという話もあります。お風呂の入浴方法はみんな同じという風に思うものですが、ポイントを抑えた入浴法を行うことで汗の臭いや量を緩和することにつながったりします。
しっかり入浴して汗を出すことが大切
夏場の暑い日や帰りが遅い時はシャワーだけで済ませることがあるでしょうし、たとえ入浴したとしても数分程度で上がる人もいるでしょう。そのような入浴をしているのであれば、汗の臭いや量を抑えることにつながりません。汗の臭いや量を抑えるのであれば、しっかりと入浴した上で汗をかいたほうがいいのです。
多汗症によって汗をかいている場合、大抵の場合は悪い汗に当たります。良い汗と悪い汗があって、前者の場合はさらさらしていてほぼ無臭なのですが、後者の場合はダラダラと汗をかくために臭いを発することになります。風呂に入る目的というのは良い汗をしっかりと出すことにあります。
具体的な入浴方法は
入浴前にコップ1杯程度の水を飲んでから入浴を行います。入浴を行う時には髪の毛や体をしっかりと洗います。そこで良い汗を出すためには、少しぬるめのお湯に全身浴や半身浴で少し長めに浸かるようにします。そこでのポイントはしっかりと汗を出すということです。
入浴法を工夫するだけで汗の臭いや量を抑えることにつながる
多汗症を少しでも改善したいというのであれば、入浴の方法を工夫するだけでも効果があります。上記のような方法で入浴をするとしっかりと良い汗を出すことができますので、ぜひともやってみてください。
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